贅沢に米を使う「米旨口」にこだわる、
備中杜氏の故郷の蔵
元禄の頃から岡山の酒造りを支えた備中杜氏。
その研修遺跡を敷地内に持つ寄島の蔵元は「作る者もまた消費者である」という原点に立って酒造り。
「米旨口」を一貫して守り、米をたっぷり使った真の旨口酒を醸し出す。
瀬戸内に面する穏やかな海辺の小さな街『寄島』。
寄島という地名は神功皇后が「風光明媚な島があるから立ち寄ってみよう」いう故事からついたといわれています。
県内有数の漁港でもあり、四季折々に新鮮な海の幸があがる漁港に蔵はあります。
備中杜氏の中心地として町をあげて酒流儀の保護伝承に力を注いでおり、蔵の構内にも備中杜氏の研究史跡である酒蔵研究会館跡とが残っています。